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大沢駅 (新潟県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大沢駅
駅舎(2022年10月)
おおさわ
Ōsawa
石打 (4.0 km)
地図
所在地 新潟県南魚沼市大沢
北緯37度1分17.93秒 東経138度49分17.95秒 / 北緯37.0216472度 東経138.8216528度 / 37.0216472; 138.8216528 (大沢駅)座標: 北緯37度1分17.93秒 東経138度49分17.95秒 / 北緯37.0216472度 東経138.8216528度 / 37.0216472; 138.8216528 (大沢駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 上越線
キロ程 104.6 km(高崎起点)
電報略号 オワ←ヲサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1949年昭和24年)5月28日[1]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
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大沢駅(おおさわえき)は、新潟県南魚沼市大沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線である。

上越線に乗入れる北越急行ほくほく線列車は、全列車が当駅を通過する。

歴史

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第二次世界大戦中、軍需輸送の要請が高まったことを受けた、交換設備増強の一環として設置された、いわゆる戦時型信号場を起源に持つ[2]

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。丘陵地の東斜面に位置している。両ホームは跨線橋で連絡している。

越後湯沢駅管理の無人駅。上り線(駅東側)ホームに接して駅舎があり、駅舎内には乗車駅証明書発行機の他、自動販売機公衆電話トイレ等が設置されている。出札口等もあるがシャッターが下りている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 上越線 上り 越後湯沢水上方面
2 下り 六日町長岡方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 前述の通りほくほく線は通過するため、十日町・直江津方面は六日町駅で乗換えとなる。

駅周辺

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普段は地元学生や住民の足として利用されている程度だが、この駅の周辺には大沢山温泉があり、シーズンになると大沢山温泉『大沢館』送迎車が列車到着毎に出迎えに来ている。車窓からは、駅前で利用客を出迎えている大沢館の旗を持ったスタッフが見えることがある。また、駅舎には大沢館送迎案内の看板が立っている。

バス路線

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越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バス、及び南魚沼市のコミュニティバス「市民バス」が当駅周辺を経由する。

  • 湯沢=塩沢=六日町 線[9]
    国道17号経由の便は同国道沿いの「中之島入口」(MY18)が最寄りバス停となり、当駅から徒歩15分。下舞子経由便は当駅からは大きく離れた経路を取る。
  • <市民バス> 石打・竹俣コース
    当駅を出て徒歩1分程の「大沢駅前」が最寄りバス停となる[10]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
上越線
石打駅 - 大沢駅 - *上越国際スキー場前駅 - 塩沢駅
*:一部列車は上越国際スキー場前駅を通過する。
北越急行
ほくほく線(越後湯沢駅 - 六日町駅間はJR上越線)
全列車通過

脚注

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  1. ^ a b 「運輸省告示第184号」『官報』1949年05月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 祖田圭介 (2017-08-01). “上越線の線路をたどる”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) No.934: pp.49 - 67. 
  3. ^ a b c d 祖田圭介 (2017-08-01). “上越線の線路をたどる”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) No.934: pp.49 - 67. 
  4. ^ 「長岡など11駅ホーム扛上」『交通新聞』交通協力会、1960年2月10日、1面。
  5. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、453頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 「日本国有鉄道公示第516号」『官報』1970年12月15日。
  7. ^ 「通報 ●上越線湯檜曽駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年12月15日、2面。
  8. ^ 「上下浜駅と大沢駅をコンパクトに建替」『交通新聞』交通協力会、1979年8月26日、3面。
  9. ^ 湯沢・六日町地区 - 南越後観光バス.2018年11月10日閲覧。
  10. ^ 市民バス 石打・竹俣コース - 南魚沼市.2018年11月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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